パーソナルカラーに興味を持ち出すと良く聞く言葉、イエローベース(イエベ)とブルーベース(ブルベ)。コスメを選ぶときなどに気になる方も多いのではないでしょうか。
カラーパレットでいうと、春タイプと秋タイプの色はベースに黄色みを含むイエローベースの色で、夏タイプと冬タイプは青みを含むブルーベースの色となります。
それでは似合う色も肌色が黄色っぽいとイエローベース、青っぽいとブルーベースかというと必ずしもそうではないというのが長年の経験から思うことです。
確かに同じ要素を持つ色どうしは調和しやすいので一致することが多いですが、「お肌に黄みを強く感じるからイエローベースの色が似合う」とそれだけで決めつけてしまうのはちょっと危険です。
お肌について言うならば、イエローベースの色が似合う人は「黄みのある色によって血色や艶が足されて美しく見える人」であり、ブルーベースの色が似合う人は「青みのある色によって透明感がアップして美しく見える人」というのがわかりやすいでしょうか。
また、一見黄みが強いようでも本来はブルーベースの方もいらっしゃいますし、その逆もあり得ます。人間の似合う色は、紙など平面の二次元の世界の見え方とは少し違うのですね。
お肌そのものにも、生まれたときからその方がもつ血色や色素の個性が影響したイエローベース、ブルーベースがありますが、お肌の場合ベースの判断は赤みの具合がオレンジ(イエローベース)からピンク[ブルーベース)までのグラデーションバーのどのへん?みたいな感じになりますから、やはり目で見て合うものを判断することが大切になります。
色にはメーカーやラインによってもかなりばらつきがありますので、ファンデーションなどを選ぶ際には実際に頬から顎にかけてのあたりに何色か並べてつけてみて馴染む色を探すのがおすすめですよ。
リップやシャドウなどのポイントメークはご自身のパーソナルカラーにあわせて選んで大丈夫。
イエベ&ブルベも色々試して楽しみつつ、コスメ選びの参考にしてみてくださいね。
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